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弁理士試験合格を目指す子育てママです。

2017-01-01から1年間の記事一覧

160条 拒絶査定不服審判における審判官による審査への差し戻し

青本P496 『査定を取り消した場合、審判官は事件についてみずから審決をする権限を有することはいうまでもないが、必ずしも全ての場合に特許すべきかどうかについてみずから審決する必要はなく、審査に差し戻しすることもできる。』 (審判官が査定を取り…

159条と163条(50条と53条の関係から読み解く)

場面は拒絶査定不服審判 159条 審判官による処理手続 163条 (前置審査)審査官による処理手続 前回の記事の続きで、159条、160条さらに場面想定をしていきたいと思います。 159条、163条のそれぞれ1項、2項は50条、53条の読替え準…

審判の条文位置をつかもう、159条理解

特許審判の条文位置とその内容をあやふやにしない方が理解が進むと思い、まとめることにしました。 条文位置 第6章 審判 121条 拒絶査定不服審判;請求人適格、請求の対象、請求時期 122条 削除 123条 特許無効審判;請求人適格、請求の対象、請求…

不正競争防止法 3条マター(差止)(←15条(消滅時効)とセット)と19条マター(1項適用除外と2項混同防止表示付加請求)

試験勉強の中で、自分の理解は下記です。 2条1項各号の不正競争に該当すると民事上の措置として差止、損賠、信用回復の措置が行使されうる。 (注意:国際約束に基づく禁止行為(16条〜18条)はそもそも不正競争法の「不正競争」でない。2条1項各号に限…

不正競争防止法(2条と罰金)

不正競争 2条 16条 17条 18条 と刑事罰(21条) 2条1項 1号 (商品等の)周知表示 刑事罰あり(5年、500万) 2号 (商品等の)著名表示 刑事罰あり(5年、500万) 3号 (商品の)形態 刑事罰あり(5年、500万) 4号、5号、6号 (営業…

青本の理解 特許審判

審判系は条文がごちゃっとなっていて、整理しないと記憶できないと判断しました。 青本P454 138条 審判長 …審判長の具体的な権限については、133条、133条の2、134条、145条にも規定されている… (133条 方式に違反した場合の決定によ…